2019年12月20日(金)の手紙

2019年12月20日(金)


『あなたが受けようとしている苦しみを、何も恐れることはない。見よ。悪魔は試すために、あなたがたのうちのだれかを牢に投げ込もうとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあう。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える。』ヨハネの黙示録2章10節


あなたは死ぬことを心配していますか。
人生の最後の時を恐れていますか。

愛する者よ、死よりさらに危険で恐ろしいことがあるのです。
それは人生を良く生きているかどうか、ということです。
有意義に生きること、これが重要なことなのです!

このことに成功すれば、死ぬことは人生の幕を閉じることでしかないことがわかるはずです。

あなたの人生の主な関心事が名誉を伴う人生を営むことであれば、あなたは自分の人生を喜びとともに終えることができるでしょう。
あなたが、生きているかぎり、もっぱら生きることに気を配ることができれば、時が来るまで、あなたは死を忘れることができるのです。

私たちが生きている今日という日、必要のない恵みが一つあります。
それは死に臨む時に与えられる恵みです。
死が目前に迫るまでこの慰めを必要とすることはありません。

肉の幕屋を去るためにどのような種類の呼び出し状を受け取るのか、あるいは、どのような種類の痛みに耐えなければならないのか、あるいは、心と体が朽ちるときに、どのような素晴らしい慰めを与えられるのかについては、今は何も知ることはできません、

その必要はないのです。

ですから、今はただ力いっぱい生きて神に仕えなさい。
尊い主の血による平安を見出しなさい。
生ける、愛の主との交わりをひたすら求めなさい。
そうすれば、将来必要とするすべての恵みを、主なる神が確かにあなたに与えてくださいます。

あなたの将来のために神が蓄えておられる恵みを、今はまだ知ることはできません。
時と空間が縮小するとき、あなたの心は広くなり、永遠の彼方へと目を見張ることができるようになります。

視力の弱まった目がかすみに覆われると、かえって霊的な理解の目が開かれるのです。

地球が奏でる響きに対して耳を閉じる前に、人生を終えようとする多くの人が天使の歌う歌を聞くのです。
そのとき、主キリストがどんなに尊いお方に見えることでしょうか。

彼らが天国に入る時を正確に知ることはできません。
というのは、地上を去る時になって初めて、天の王国の輝きが栄光にあふれた素晴らしい光景の中に現れ始めるからです。

あるいはあなたは死ぬことはないかもしれません!
あなたが死ぬ前に主キリストが戻って来られるかもしれないからです。

そのとき、あなたは瞬時に、瞬く間に変えられます。
父なる神の喜びが空しくされることも、天国の望みが裏切られることもありません。

God Bless You!!


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