2019年11月17日(日)の手紙

2019年11月17日(日)


『あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。』ヤコブの手紙1章5節


この御言葉は、困ったことを抱えた人にとって特に参考になります。

多くの試みと厳しい試練を受けている聖徒たちは、しばしば万策尽きてしまいます。
遭遇している苦難からいずれは幸いなことが生じるであろう、と説得されるかもしれません。
しかし、あまりに混乱しているために、さしあたりどうしたらいいかわからなくなってしまうのです。

次の使徒の勧めは時宜にかなった、的を射たことばです。

「あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。

ただし、少しも疑わずに、信じて求めなさい。
疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです」。

主は、このような知恵を試練と苦難の中にいる神の子たちに与えてくださるのです。

また「私の兄弟たち。様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。
あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。
その忍耐を完全に働かせなさい。
そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります」とも言われます。

この約束は、何らかの特別の場合の適用に限られているわけではありません。
「あなたがたのうちに」ということばは非常に多方面で、広範囲にわたっており、必要な場合はどんなことにでも適用されてよい勧めです。

当惑し、ジレンマの状態の中にある場合でも適用されてよい内容のものです。
そして、この御言葉は、さらに「あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます」と勧め、慰めを提供しています。

God Bless You!!


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