2019年10月31日(木)の手紙

2019年10月31日(木)


『「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたを大いに増やす」と言われました。』ヘブル人への手紙6章14節


私たちが交わりをもつことを許されている主なる神は、ご自身の望むことを確実に成し遂げられる方です。
神は絶対的主権者です。
しかし、正しいことでなければ決して実行なさらない方です。

神は敬意と保証をもって語り、約束を与え、さらにイエス・キリストという人となって契約を交わしてくださいました。
そして、「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し」と言われたのです。

主イエスと父なる神との間には、私たちのために結ばれた契約があり、それには、数えきれないほどの祝福と、確実に与えることのできる内容とが盛り込まれています。
神が嘘をつくことなど決してありません。
神は常に不変の約束を与えておられます。

ですから、私たちは心に泌みる慰めをもつことができるのです。
それゆえ、 神の真実を疑うことがあってはなりません。

愛する者よ、 約束を与えてくださる神は、あなたの未来とそのとき与えられる報酬をしっかりと定めておられます。
ですから、あなたは最期の日にそこに心安らかに立つことができるのです。

愛する者よ、約束を与えてくださった神は主イエス・キリストとして現れ、そして、誓いを立ててくださいました。
それゆえ、あなたは主イエスが流された贖いの血によって平安を見いだすことができ、それによってこの契約は確かなものとされているのです。

神は民のもとを立ち去ることは決してないと約束し、ヤコブに対して「わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない」と言われました。

神はこの同じ約束をあなたにも与えてくださっています。
そして、約束したものを与えることを決して忘れることがありません。

「わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」

何と力強い御言葉でしょうか。
この御言葉は実に内容豊かです。
これ以上に慰めに満ちたことばを見いだすことはできません。

ですから、このことについてこれ以上語ることは金に金メッキをするか、 あるいは美しい白い百合の花にさらに白い色を加えるようなものです。

この約束を忘れないでください。
聖霊の力によってこのことを実際の信仰生活に適用させてもらいましょう。
変わることのない神は、主イエス・キリストにあって、すべての約束をご自身の栄光のためになされたのです。

信徒たちに対してなされた神のすべての約束は、決して揺らぐことはありません。
ですから、「まことに、あなたがたに言います。
天地が消え去るまで、律法の一点一 画も決して消え去ることはありません。
すべてが実現します」と言われるのです。

God Bless You!!


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