2019年1月9日(水)の手紙

2019年1月9日(水)


『モーセは、ミディアンの祭司、しゅうとイテロの羊を飼っていた。彼はその群れを荒野の奥まで導いて、神の山ホレブにやって来た。』出アジプト記3章1節


今日の箇所は一時的に職を退かざるを得なくなった人のための助言です。

偉大な神の働き人であっても、長期間休息を取ったことがあったのです。

モーセはただ羊を飼う以外何もすることなく四十年間荒野で過ごしました。
モーセ以上に偉大なわれらの救い主、主イエスは、確かに三十年間、公のお働きは何も…全くではありませんが…なさいませんでした。

引退し、あるいは仕事がなくなったとき、神が再びあなたを用いてくださる時のために備えなさい。
休職せざるを得なくなったときでも、腕が鈍くならないように備えておきなさい。
そして、神があなたを鍛えてくださるように祈りなさい。
それは、神があなたを再び用いてくださる機会に備えるためです。

休職しているとき、働いている人たちのために祈りなさい。
その人たちを助け、励ましなさい。
他の人たちの努力をねたんだり、過小評価するような惨めな状態に陥らないでください。

ある人は、何もできなくなると、他の人たちが元気に働いていることが気に入らなくなります。
あなたが他の人を助けることができなければ、邪魔をしないことを約束してください。
主があなたを用いてくださるのにふさわしい者となるために、祈りの時をもってください。

ジブラルタル包囲戦において、スペインとフランスの戦艦が、特に古い岩窟に砲火を浴びせ始めたとき、イギリス総督はその戦艦に対して激しい攻撃を加えることを命じました。

それがどのようになされたかを想像してください。
要塞として用いられた岩窟の中には、攻撃の任に当たった優れた砲手たちがいました。
要塞の兵士たちは、だれもが砲手たちの仲間に加わることを望みました。
しかし、すべての兵士が砲手になることはできません。

砲撃に参加できなかった兵士たちは何をしたでしょうか。
彼らはその後方で砲弾を準備したのです。
これこそあなたがなすべき務めです。

あなたの教会の牧師は主たる砲手です。
熱心な祈りによって、彼のために弾薬を準備しなさい。

神のために働いている友人を目にしたとき、そして、たとえその働きに加わることができなくても、次のように言ってください。
「心配しないでください。
私が直接お役に立てない場合には、祈りによってあなたを後方で応援します」と。

God Bless You!!


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