2019年1月28日(月)の手紙

2019年1月28日(月)


『しかし、今や、あなたの王国は立たない。主はご自分の心にかなう人を求め、主はその人をご自分の民の君主に任命しておられる。主があなたに命じられたことを、あなたが守らなかったからだ。』サムエル記第一13章14節


信仰ゆえに多くの苦難に耐えなければならない場合であっても、また魂が力を失ってしまうようなことがあっても、あなたは自分を責めてはなりません。

ダビデでさえ「私はあなたの目の前から断たれたのだ」と考え、慌てふためき、嘆き悲しんだことがあったのです。
しかし、今やダビデは祝福された天の聖歌隊の一員に加えられています。
というのは、この地上において、ダビデは主の「心にかなう人」だったからです。

無気力の状態に陥るのには理由があります。
勇敢な戦士は、戦いを経験することなしに作り上げられません。

有能な船乗りも、陸地での訓練では出来上がりません。
優れた信仰者になりたいのであれば、多くの試練を経験しなければなりません。
あなたが神の国のことに習熟したいのであれば、経験から多くのことを学ばなければならないのです。

掘り出されたばかりのダイヤモンドは、鈍い輝きしかありません。
トウモロコシも、収穫されたままでは食べることはできないのです。

何の試練も経験したことのない信徒は無用の長物になりやすく、魅力もあせてしまいます。
私たちは試練や失望から多くのことを学ぶことができるのです。

ほとんどの人は比較的穏やかな人生を過ごします。
しかし、そのような人たちの歩みは、試練を経験した聖徒たちとは違ったものになる可能性があります。
汗を流して耕し、そして、次々と新しい地を開拓した人は、その結果が大収穫であれば、主イエスの御名によって神に感謝をささげ、神をほめたたえ、神に栄光を帰することでしょう。

たとえ、今あなたが悲しみの中にあっても、むしろ、その悲しみのゆえに、神を大いにほめたたえるときがやって来ます。
あなたが失ったもの、受けた試練、経験している苦悩、そして、受けている悲嘆からむしろ多くの恵みを手にする時が必ず来るのです。

多くの悲嘆を通して、神の栄光が現されます。
あなたの悲しみが深ければ深いほど、ますます声高らかに神をほめたたえることになるのです。

God Bless You!!


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