2019年1月21日(月)の手紙

2019年1月21日(月)


『祭司アロンの子らに与えられたのは、殺人者の逃れの町ヘブロンとその放牧地、リブナとその放牧地、……。』ヨシュア記21章13節


もしかしたら、これを読んでいる人の中には、精神的に落ち込んでいる人がいるかもしれません。
だれもがそのような状態に陥ることがあるでしょう。

決して興奮せず、それゆえに、めったに、もしくはどんなときにも落ち込まない、安定した心のもち主を、時にねたましく思うことがあります。
「冷気を帯びた、侘しい谷間を、臆することなく、安らかな心で突き進む」(トーマス・グレイの詩より)。

このようにできる人たちは幸いです。

その一方で、鷲の翼を持っているかのように、歓喜で飛び上がるとき、私はこの上ない幸いを得られることを、本当に喜ばしいと心から感じるのです。

しかし、たとえ空に舞い上がることができるとしても、あなたは海面まで落下するかもしれません。
飛ぶことのできる人は落下する可能性もあるからです。
バアルの預言者を滅ぼしたエリヤは、一転して王妃イゼベルから逃れ、荒野に逃れざるを得なくなりました。

たとえ、あなたに浮き沈みが激しくとも、また喜び興奮し、落ち込み、そして、さらにひどく落ち込む性質であるとしても、あるいは、あなたが霧の深い日に生まれ、大量の霧を飲み込み、それ以来その霧が心を覆っていると思うほどであっても、あなたは信仰によって強くされるのです。

たとえ、あなたがめったに美しい花を咲かせない植物のような存在であっても、もし心の中に美しい花を隠し持っているなら、何も不安を覚える必要はないのです。

たとえ、あなたが決して幸せではなく、めったに楽しいことがなくても、あなたには不安を取り除く唯一の手段である主を信じる信仰が与えられているではありませんか。

このことをしっかり覚えてください。
私が喜びの中にあっても、落胆していても、イエス・キリストはいつも同じです。

たとえ私の口が高らかに賛美していても、ため息をついていても、主の約束は真実であり、約束してくださった方は誠実な方なのです。

あなたが喜びの光、あるいはその閃光さえ見いだせないときでも主を信じなさい。
あなたは安全です。
なぜなら、逃れの町にいるからです。

健康であるからとか、病気であるからという理由によるものではありません。
主キリスト・イエスにあって堅く立つなら、たとえ弱さの中にあっても、あなたは強くされるのです。

God Bless You!!


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