2018年8月4日(土)の手紙

2018年8月4日(土)


『彼らを安らかに導かれたので、彼らは恐れなかった。彼らの敵は、海が包んでしまった。』詩篇78篇53節


十字架と復活の主への信仰に対して、どんなに多くの反対が起こるかは、私たちのよく経験するところです。
人々は私たちの信仰告白に対抗して、さまざまな世界観、理想、宗教、信念などを持ち出します。

それらはなるほど見栄えも聞こえもよいことでしょう。
が、問題はそれらが「危急に臨んで、どれだけ役に立つか」という点にあるのです。

いざそうなると、これらの多くが、いわば快晴の日の宗教にすぎないことが明らかになるのです。
嵐が来ると、これらは木っぱみじんになってしまいます。

きょうのみことばは、そのようなことを語っています。
危機が到来しました。
旧約の神の民イスラエルは紅海のほとりまで進んでおり、後ろからはエジプト軍が追い迫ります。
ここで、彼らイスラエルの民は力ある主、すなわち救う力を持つ主のものであることが明らかになります。

主はこの民のために海の真ん中に道を開いてくださるのです。
そして、詩人にとってはこの点が重要ですが、主は民の恐怖をすっかり取り除いてくださいます。
神の平安に包まれて、民は恐ろしい道路を進むことができました。

そこへエジプト人が驀進して来ます。
彼らにも宗教はありました。
たくさんの神々を拝んでいたのです。

が、それらの宗教信条はいずれも彼らの助けとはならず、大波が彼らを打ち叩き、恐怖が彼らを呑み込みました。

私たちは宗教信条や世界観に慎重でなければなりません。
神との平和は私たちの主イエス・キリストを通してのみ与えられる。
それは、逆境の日に明らかにされます。

ああ神よ。
哲学者の神ではなく、アブラハム、イサク、ヤコブの神。
イエス・キリストの御父、まことの神よ。
私たちをあなたのものとしてください。アーメン

God Bless You!!


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