2018年7月28日(土)の手紙

2018年7月28日(土)


『彼らは勇士だったので…。』歴代誌上26章6節


聖書の中で、このみことばは、注目すべき場所に置かれています。

歴代誌上には、ダビデ王が取り決めた、国と神殿における職務分担の全名簿が載っています。
それはおびただしい名前の羅列です。

多くの読者はひそかに思うことでしょう。
「万事に秩序正しいのは、神の民にふさわしいことだが、この長い名簿は退屈だ」。

さてこの名簿の途中に、突然、短い文章がはさまっていて、シェマヤという人の息子たちのことを「勇士だった」と伝えています。

聖書は、神が私たち人間をどうお思いであるかを知らせます。
それゆえ、このほんの短い一文は、神からの大いなる賛辞だと言えるでしょう。

それについて考えましょう。
この箇所は、彼らが才能豊かであったとは言いません。
知的素養、技能、美点を数え上げるわけでもありません。
また、金持ちであったとも言いません。

今日の私たちには、それらはこよなく重要だと思えるのですが、あの若者たちについては、ただ一言「彼らは勇士だったから」と語るのみです。

彼らは何をするにも、神の目の前で行いました。
それゆえに人々は彼らを信頼しました。

彼らは何をするにも、忠実に行いました。
それゆえに人々は安心して彼らに任せました。

彼らは何をするにも、徹底的にやりました。
それゆえに彼らの仕事は立派に出来上がるのでした。

彼らは、小さな、つまらない任務をも侮ることをしませんでした。
それゆえにここで、主から称賛されるのです。

さて私たち自身の日々の仕事に、神はどんな評価をしてくださるでしょうか。

主よ。
重大なことにも、ささいなことにも等しく忠実でであるよう、私たちをお助けください。アーメン

God Bless You!!


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