2018年12月5日(水)の手紙

2018年12月5日(水)


『(シメオンは)主のキリストを見るまでは、決して死なないと、聖霊のお告げを受けていた。』ルカによる福音書2章26節


これは重ねて味わうべき、特別に重要なみことばです。
すなわちここには、人を信仰の光に導く二つの力が語られます。
その二つの力とは、聖書と聖霊です。

シメオンの場合と同じことが、信仰に導かれるすべての人々に起こります。
聖書によって、人は私たちのためになされた神の救いのみわざを知ります。
さらに、聖霊によって、その救いは私たちに個人的に語られることとなります。

聖書は「神の怒りは、人々のすべての罪に向かって燃やされる」と語り、聖霊は「あなたはその神の怒りのもとにあると知らせるのです。
そうすれば、人は自分の救いについて心配するようになります。

聖書はすべての人々に向かって、「あなたがたのために、救い主がお生まれになりました」と語ります。
そして聖霊はあなたに、「神の御怒りから救う方が、あなたのために生まれた」と知らせるのです。

聖書はイエス・キリストの十字架をさして言います。
「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」。

聖霊はこれを、痛む良心に知らせてくださいます。
「見よ。あなたの罪を取り除く神の小羊」。

私たちをイエス・キリストへの信仰に導くために、神のことばと聖霊とがともに働かれるのは、すばらしいことです。

幾たびとなく繰り返された問い。
「信じることができるためには、何をすればよいのですか」。
答えはただ一つです。
「聖書を読みなさい。
それと同時に、聖霊の光を求めなさい」。

主よ。
聖書と聖霊とがこのように働いてくださることを、感謝いたします。アーメン

God Bless You!!


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