2018年12月30日(日)の手紙

2018年12月30日(日)


『子よ。あなたの罪は赦されました。』マルコによる福音書2章5節


一年が終わろうとしています。
私たちはどんな思いでこの年を閉じるでしょうか。

ある人たちは喜びも悲しみも放り出して行きます。
また、ただ前を向いて新年に望みを託す人もいます。
およそ何も考えずに、大晦日のかんしゃく玉を用意する人もいるでしょう。

キリスト者は神の光の中に自分を置こうとします。
すると、過ぎ去った一年、いかに多くの罪、咎、背きを重ねてきたかが明らかになります。
また彼らには、罪の赦しを再確認することが最も大切になります。

私たちのために死なれたイエスのうちに、私たちは赦しを見いだすのです。
「御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます」と聖書が語るとおりです。

かつて主イエスは、これが最も大切であることを明白に示してくださいました。

四人の人が中風の男をかつぎ込んだ時のことです。
彼らはその男のために心を砕き、彼が直ちに癒されることを切望したのです。
ところがイエスはまず、「あなたの罪は赦された」と言われます。

これほどに偉大なことは、主にしか言えません。
罪の赦しを与える権威、それは主だけのものです。

確かに私たちには、新年への多くの願い、大切な計画、課題、業務があることでしょう。
しかし今、イエスが語られるままを聞きましょう。
最も大切なことは、古い罪を新年に持ち込まないこと、古い良心の重荷を閉じ込め続けないことです。

旧約聖書は「あなたの神に会う備えをせよ」と言います。
そうしましょう。
主の光の中に立つ備えをしましょう。

主とともに、過ぎ去った一年をたどりましょう。
すべての咎を認めましょう。
そうすれば主イエスは、私たちにも、釘跡のある両手を広げて言ってくださいます。
「あなたの罪は赦された」。

主よ。
御旨にふさわしい生涯を歩めるよう、私たちをお助けください。アーメン

God Bless You!!


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