2018年12月24日(月)の手紙

2018年12月24日(月)


『すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して…。』ルカによる福音書2章13節


現代人は、夜の静けさというものをほとんど知りません。
電車のとどろき、飛行機の爆音、自動車の排気音などが、いつもどこかでうなり声を上げているからです。

クリスマスの夜、ベツレヘムの野の静けさはどのようであったでしょうか。
また、そこで突然にわき起こった、天の軍勢の賛美は、どれほど感動的であったでしょうか。

ヨブ記には、「私の造り主である神…。
夜には、ほめ歌を与える方」という、美しさに心打たれるみことばがあります。
このみことばがクリスマスの夜に見事に成就するとは、当のエリフも予想しなかったことでしょう。

静まって耳を傾けたいものです。
辺りは今でもこれらの響きに満ちているはずです。

確かにそうです。
これらの賛美が沈黙するはずはありません。

さてこれを機械工学にたとえましょう。
自動車の場合、まず最初に「点火」が起きなければなりません。
そうすると、車は走り出します。

御使いたちの賛美はいわば点火のようなものです。
その火を羊飼いたちが受け継ぎました。
次は、最初のキリスト者の群れです。
「非常な喜びを抱いて…神をほめたたえていた」とあるとおりです。

こうして賛美は幾世紀も続いていきます。
ですから私たちも口を閉じないようにしましょう。
賛美に声を合わせましょう。

「信じる者たち。神をたたえよ。
天なる御座にいます方を。
神は我らに御子を与えた」。

私たちが天の軍勢の賛美を受け継ぐときに、神はなんと豊かな恵みをお与えくださることでしょうか。

主よ。
私たちの心と思いに、クリスマスの喜びを点火してください。アーメン

God Bless You!!


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