2018年12月11日(火)の手紙

2018年12月11日(火)


『向こうの村へ行きなさい。そうするとすぐに、ろばがつながれて…いるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。』マタイによる福音書21章3節


なんという情けない命令でしょうか。
弟子たちは主イエスから大きな仕事を任されたかったのです。
それがなんという命令でしょう。

私たちがこの二人の弟子であったならば、おそらく「主よ。そんなことは、そのあたりにいる子どもにでもやらせてください。
私たちは使徒なのです」とでも言いそうなものです。

けれども彼らはそうは言いませんでした。
命じられたとおりに出かけて行き、そのとおりにしたのです。
そして小さいことに忠実であったので、主は彼らに大きな任務をもお与えになりました。

「向こうの村へ行きなさい」。
今は、主はそう命じられます。

そしてさらに数週間後にも「行きなさい」と言われますが、そのときには、「向こうの村へ」ではなく、「全世界に」と主はお命じになりました。

また、今はただ、ろばを連れて来るようにとの命令にすぎませんが、やがては、あらゆる国の人々を罪と死のなわめから解き放ち、自由といのちの国、神の支配のもとに連れて来るようにと、主は命じられるのです。

主は、小さいことにも忠実で従順な人を用い、祝福なさいます。
それはつまり、母親である人には、「あなたの子どもたちを大切に扱い、彼らに救い主を教えなさい。
あなたを通して、彼らが救い主の愛を知るようにしなさい」とのご命令であり、男たちには、「主イエスがあなたの主であることを、身近な人々、隣人、同僚が認めるようにしなさい」。

また、若い人々には、「数多くのささやかな事柄において、流れに抗して進む勇気を持ちなさい」とのご命令です。

小さいことに忠実な者となりましょう。
そうすれば主は私たちを、この悲惨の世にあって祝福の源となさいます。

主よ。
みこころのままに私たちをお用いください。アーメン

God Bless You!!


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