2018年10月6日(土)
『あなたは、私たちの父ヤコブよりも偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を与え…。』ヨハネによる福音書4章12節
私たちは、偉大な著名人のそれぞれについて、動かないイメージを抱いています。
博愛主義者と言えばまずアルベルト・シュヴァイツァー。
芸術家の典型はピカソ。
また、「懐かしのプロイセン」と言えばフリードリヒ大王です。
自分よりもすぐれた人が現れると、私たちの生涯にはなにがしかの小さな、しかし、深い革命が起こります。
炎天の真昼どきに、町外れの井戸端でイエスにお会いしたサマリヤの女にも、同じことが起こりました。
彼女のことばには、驚きがありありと見て取れます。
「あなたは、私たちの父で、この井戸を掘ってくれたあのヤコブよりも、もっと偉いのですか」。
イエスに接する人は早晚、これまでの価値観をくつがえして、「あなたは、私の描くすべての理想像よりも偉大なのですか」と問わなければならなくなるのです。
そして主は間違いなく常に、より偉大なお方です
井戸端の女の問題は水でした。
そしてヤコブが掘った地下水は、確かにすばらしく冷たい水でした。
が、イエスは、私たちの心を生き返らせる、いのちの水を与えてくださるのです。
偉大な人は必ず世界に貢献していますが、イエスほど多くのことをした人はいません。
彼は世界を、そして私たちを、神と和解させるために、ご自分のいのちを死に渡されました。
彼ほどに力のある人はいません。
御父からこのお方に、「天においても、地においても、いっさいの権威が与えられ」たからです。
私たちは正しい価値観の上に人生を築きましょう。
私たちにとって、いつもイエスこそがだれよりも偉大な方であるべきです。
主イエスよ。
あなたの愛、御力、栄光をたたえます。アーメン
God Bless You!!
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