2018年1月10日(水)の手紙

2018年1月10日(水)


『そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。』マタイの福音書2章11節


これらの贈り物は、今日のクリスマス・プレゼントとは趣が違うようです。
黄金ならば今でもあります。
しかし、博士たちの黄金の量はおびただしいものでした。
マリヤとヨセフはそれをエジプトでの生活資金としたのです。

さて、乳香というようなものを持っている人はいるでしょうか。
ましてや没薬などは、どんなものかさえ知る人もいません。
さて没薬とはいったい何でしょうか。

昔の注解者たちは、すでにこれらの贈り物の隠れた意味を悟っていました。
没薬はイエスの十字架刑を予示する、とルターは言いました。
主を釘付ける前に、人々は「没薬を混ぜたぶどう酒」を主に飲ませようとしたのです。
また、埋葬に際してはニコデモが「没薬とアロエ……30キロ」を携えて来ました。

昔の注解者が没薬に十字架への言及を見たことは、大したことだと言わなければなりません。
ゴルゴタの丘の出来事ほど、偉大で重大なことはないからです。

この贈り物の中に、多くの人々がキリストの三つの職務への言及を見ました。
すなわち、黄金は主が王であることを、乳香は、ちょうど祭司たちが神殿でそれを用いたように、主が祭司であることを、それぞれ表します。
このキリストの祭司職のゆえに、私たちは神との和解を与えられるのです。

そして没薬。
古代において高価な香水の用を果たしたこの品は、主の預言者職を表します。
主のことばは、かぐわしい香りそのものでした。
ナザレでは、人々が主の「恵みのことば」に驚きました。

最後にこれらの中に、私たちのささげ得る贈り物の予型を見ようとする、他の注解者たちのことばも聞いておきましょう。
黄金の信仰、乳香の祈り、没薬(それはとても苦い)の悔い改めです。
主を喜ばせるこれらの贈り物によって、主をたたえましょう。

貧しき身のささぐるを、憐みて受けたまえ。アーメン

God Bless You!!


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