2017年4月26日(水)の手紙

2017年4月26日(木)


『だから、彼らがあなたがたに言うことは、みな守って実行しなさい。しかし、彼らのすることには、ならうな。彼らは言うだけで、実行しないから。』マタイによる福音書23章3節


ある母親が、10歳の孫を車に乗せて、時速160キロ以上で運転して捕まった。
その上、「そんなに速く走ってはダメだと、孫に教えようとしていたのだ」と警察官の尋問に答えた。
自分のした事ではなく、言うことの方を聞いて、孫が手本にするとでも思ったのだろうか。

パリサイ人や律法学者達も、同じような問題を抱えていた。
イエスは、彼らが霊的に破綻していると酷評した。
この嘆かわしい霊的状態に関して、直接の責任はこの人達にあると言われた。

彼らには、民に律法を与えたモーセの後継者として、果たすべき役目があった。
イスラエルの民が主の道を歩み、神との間に純粋で生気溢れる関係を保てるように、主の命令とおきてを教えるのが、彼らの仕事だった。

しかし彼らは、自分達の個人的な解釈と適用方法を、律法そのものよりも重要視するようになった。
彼らは、教えている事を実践していなかった。
また、律法を守ったとしても、神に栄光を帰するためにそうしたのではなく、自分達の誉にしようとそうしたのだ。

イエスは、彼らの本当の姿を暴露された。
彼らは、イメージだけを大切にする見かけ倒しの偽善者だ。

イエスに正しく従っているかどうかを見極めるテストは、どんなことを言うかではなく、どのように生きているかだ。
神の御言葉を語ったなら、それを実践しているだろうか。
イエスに従うとはどういうことなのか、言葉と行動によって証ししよう。

God Bless You!!

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