2017年3月29日(水)の手紙

2017年3月29日(水)


『それだから、あなたがたは既にこれらのことを知っており、また、いま持っている真理に堅く立ってはいるが、わたしは、これらのことをいつも、あなたがたに思い起させたいのである。』ペテロの第二の手紙1章12節


ジル・プライスという人は、科学者も驚くほど並外れた記憶力の持ち主だ。

彼女の過剰に発達したものというべき記憶力は、2006年に「自分に関わる記憶の異常の一症例」という論文で科学雑誌に発表された。

彼女は、単語や数学、外国語などを覚える特別な才能を持っていたのではない。
彼女は、30年にわたって日々自分に起こった事柄をみんな覚えている。
年月日を言えば、その日が何曜日で、どんな天気で、朝食に何を食べたか、どんなテレビ番組を見たか、誰と話したかといったことを思い出すことができた。

このような能力を持ち合わせる人はまれだ。
だから、私達は用事をきちんと済ませたり、人に会う約束を忘れたりしないために助けが必要だ。

霊的なことについては、特にそうだ。
ペテロは、次のように言っている。
「わたしは、これらのことをいつも、あなたがたに思い起させたいのである。
…あなたがたに思い起させて、奮い立たせることが適当と思う。
…これらのことを、あなたがたにいつも思い出させるように努めよう」。

私達がどんなに優れた記憶を持っていても、聖書の教えを繰り返し聞くことを怠ってはいけない。
毎日聖書を読んだり、聖書を学んだりするなら、それは神の真理を忘れることがないように助けてくれるだろう。

God Bless You!!

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