2017年12月3日(日)の手紙

2017年12月3日(日)

『さて、パウロはアテネで彼らを待っている間に、市内に偶像がおびただしくあるのを見て、心に憤りを感じた。』使徒行伝17章16節


パウロは、アテネの町には何と偶像の多いことかと憤っていた。
そして、もしパウロが今日の私たちの様子を見たなら、やっぱり憤りを感じるに違いないだろう。

今日の社会の偶像は、パウロの時代とは異なっている。
現代の偶像は、財産、名声、権力であったり、スポーツ選手、芸能人、政治家や実業家だったり様々だ。
サタンという霊的な敵は、常に魅力的なもので私たちを誘惑して主から遠ざけ、偶像に偽りの礼拝をささげさせようとする。
偶像とは、神のおられるべき場所を横取りするもののことだ。

クリスチャンも例外ではない。
だから、本当の神以外のものを崇拝する人たちを裁いて自分本位な正義感に燃えるということがないように、自分の心を守る必要がある。
神を知らない人に福音を伝えるためには、私たち自身がキリストの愛に引き寄せられなければならない。
そうすれば、彼らもまたテサロニケの人たちのように「偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕える」ようになるかもしれない。

God Bless You!!

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