2017年10月26日(木)の手紙

2017年10月26日(木)

『しかし、彼は強くなると、その心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は自分の神、主の信頼を裏切った。香の壇の上で香をたこうとして主の神殿に入ったのである。』歴代誌第二26章16節


ムーディー聖書学院の創設者、ドワイト・ムーディーは言った。
「自分は強いと自信を持ったとき、その人の転落は、遠くない。
誰の目にも明らかになるまで数年かかるかもしれないが、転落はもう始まっている。」

ウジヤ王の場合も、全くこの通りだった。
ウジヤに人生は、すべてが順調のようだった。
彼は、在位した期間の大半は、神に従い霊的指導者に服従した。
王は神に助けを求め、神は必ず王に成功を与えられた。
このことは、ウジヤ王の大きな業績が示しているとおりだ。

ウジヤの人生は、成功に満ちた偉大なものだった。
だけど、自分の成功に酔って、分別がなくなってしまった。
彼の思い上がりは、色々なところに現れた。

彼は、神の神殿を侵した。
自分は祭司の地位についていないのにもかかわらず、聖所に入って香をたこうとした。
彼は、神の力をもらうことは良いと思っていたけれど、それが成功に不可欠だとは考えていなかった。
祭司の正しい助言に耳を貸さず、悔い改めのチャンスを逃してしまった。
ウジヤは罪の報いを恐れるどころか、気にも留めなかった。

神が何らかの分野で成功させてくださったなら、その成功の源を忘れてはいけない。
神の前にへりくだろう。
神は謙遜な人を祝福してくださるのだから。

God Bless You!!

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