2017年1月24日(火)の手紙

2017年1月24日(火)


『あなたがたは、そんなに物わかりがわるいのか。御霊で始めたのに、今になって肉で仕上げるというのか。』ガラテヤ人への手紙3章3節


この御言葉は、ガラテヤ人達の律法主義や、自分で自分を救うという考えをいさめ、「ほかの福音」に移っていったと非難している。

ガラテヤの教会は、決して模範的な教会ではなかった。
それもそのはず。
ガラテヤのクリスチャンは、神を信じることではなく、自己の努力によって神に認められようとしていた。

パウロは「あなたがたは、そんなに物わかりがわるいのか。
御霊で始めたのに、今になって肉で仕上げるというのか」と詰問した。

自分の善行によって、神の子どもとなることはできない。自分の力で、霊的に成長することもできない。

パウロが、ガラテヤの人達、そして私達に念押しをしているのは次のことだ。
つまり、私達の内に住んでくださる御霊を通して、私達は神に頼り切る。
これが、キリストと共に歩むことの本質だ。

自分の努力でキリストに似る者に変えられると思うなら、私達もガラテヤのクリスチャンと同じで、自分を欺いていることになる。
だから、本当の福音に留まり続けよう。
決して、ほかの福音に迷い出てはいけない。

God Bless You!!

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