2017年1月11日(水)の手紙

2017年1月11日(水)


『イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」。』ルカによる福音書4章4節


幸福のために近道をしなさいとそそのかす宣伝文句を見聞きする。
「即日配達。支払いは一年後から!」とか「すぐに満足を!」というような広告だ。

サタンは、満足の近道を示してイエスを試みた。
父なる神を信頼してゆだねるのではなく、自分自身の手で決着をつけてはどうかと誘惑したのだ。

イエスが40日間の断食をして空腹だった時、サタンはイエスに自分の力で石をパンに変えられるだろうと言った。
もしそうしたなら、イエスは自分の力を自分のために用いたことになる。
だけど、イエスは拒否された。

サタンは「この国の一切の権力と栄光とをあなたに差し上げましょう」と言ったけれど、イエスは即座に拒絶された。
主は、十字架を避けることができたけれど、それは神のご計画に反するものだった。
神のご計画は、十字架の死と復活、そして御国で天の御父の右の座につくというものだった。
サタンの近道の誘いなど、お話にもならない。

さしあたり問題にならないような誘惑に、注意しよう。
サタンは自分の望むように、あなたを誘惑しようとしている。
サタンは、簡単には諦めない。
イエスが第三の誘惑に打ち勝った後でさえ、彼は「しばらくの間」だけ、イエスから離れたのだ。

幸福のための近道が差し出されている時は、後ろで手綱を引いている者を見落とさないようにしよう。
誘惑を逃れる最高の方法は、神のもとへ逃げることだ。

God Bless You!!

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