2016年10月10日(月)の手紙

2016年10月10日(月)

『イエスは言われた、「イザヤは、あなたがた偽善者について、こう書いているが、それは適切な預言である、『この民は、口さきではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。』マルコによる福音書7章6節


心から笑う事が、強いられてできるだろうか。
本物の笑顔とは、自然に出てくるものだ。
顔の表情というよりは、心の表れだ。

私達は、写真館で写真撮影をする時、笑顔を作る。
みんなが協力して、全員が笑っている写真が撮れれば、それで十分満足だ。
結局のところ、幸せなイメージを残そうとしているだけだから、その笑顔が本物である必要はない。

だけど、神の御前でインチキは容認できない。
喜怒哀楽に関わらず、正直である事が大切だ。
神は、人や物事に関して偽りを嫌われるけれど、それと同様に、見せかけの礼拝も好まれない。

顔の表情を変える方が、生き方を変えるよりずっと簡単だ。
だけど、真の礼拝とは、心とたましい、思いや力を尽くして、神が崇められるにふさわしいお方だと認める姿勢だ。

仮に、自分を取り巻く状況が悲惨であっても、神の憐みと慈しみには感謝できる。
それは、作り笑いをして口先だけで賛美する事以上に意味のある事だ。

God Bless You!!

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