2015年10月21日(水)の手紙

2015年10月21日(水)

『あなたは、きょう、わたしが命じる主の定めと命令とを守らなければならない。そうすれば、あなたとあなたの後の子孫はさいわいを得、あなたの神、主が永久にあなたに賜わる地において、長く命を保つことができるであろう』申命記4章40節


オズワルド・チェンバーズは、「神は決して脅さず、サタンは決して警告しない」と語った。

私達は、「脅し」と「警告」を時々取り違えている。
だけど、チャンバーズは、そのふたつを区別する原則を見つけた。

脅しは自分の利益のため、警告は相手の利益のために使われる。
つまり、脅しは自分の力を守るため。
だけど警告は、相手を危険から守ろうと発せられるものだ。

サタンは、神の愛情豊かな警告を、私達が「意地悪な脅しだ」と勘違いするように仕向ける。
だけど、警告とは神からの愛という忍耐によって、私達を奮い立たせようとする注意書きのような意味がある。

愛し合っている人達は、不幸を招く愚かな行為をしないよう、互いに警告し合う。
不健全な人間関係では、無理難題を吹っかけて、それができないと罰せられると互いに脅し合うのだ。

自分の人間関係を顧みて、自分がアドバイスや指示を出す時の動機を考えてみるのは良い事だ。
自分を守るために、「最後通告」を出していないだろうか。
相手を危険から守るために、親切心から警告しているだろうか。

警告は愛の表れであり、脅しは支配欲の表れだ。

God Bless You!!


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