2015年10月10日(土)の手紙

2015年10月10日(土)



『主よ、わたしをさばいてください。わたしは誠実に歩み、迷うことなく主に信頼しています』詩篇26篇1節

思わず苦笑いするような事だけれど、神を呼び求めずに自分を呼び求めるような祈りをしていないだろうか。

例えば、不当に非難された時、「身の潔白を証明してください」と神に祈る。
私の名誉を傷つけた人に、きちんと責任を取ってもらいたいと願うのだ。

だけど、すぐにしびれを切らし、自分で決着をつけようとする。
それは、自分に祈っているのと同じだ。

詩篇の作者は、「主よ、わたしをさばいてください。わたしは誠実に歩み、迷うことなく主に信頼しています」と祈った。

議論に勝つ事で、自分の正当さを証明する事はできない。
誠実に歩み、神に心と思いを探っていただき、神の真理の内に歩まなくてはいけない。
また、忍耐して待つ事も必要だろう。

私達が神を呼び求める時、神は私達を助けてくださる。
だけど、それは神の御心の時に、御心の方法によって成される。
私達が祈る目的は、自分が求めているものを得る事ではなく、神の御心にかなう者となる事だから。

God Bless You!!


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