2014年10月24日(金)の手紙

2014年10月24日(金)

『さて、イエスは彼らに答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。子は父のなさることを見てする以外に、自分からは何事もすることができない。父のなさることであればすべて、子もそのとおりにするのである』ヨハネによる福音書5章19節


イエス様は完全な神だけれど、完全な人でもあった。
だから、この世の人生で示された御力や知恵、優しさや慈しみは、神の子としての天性によるものじゃなく、神様に完全に頼り切る姿勢から生まれ出た品性だった。

神様から独立して成された御業は、ひとつもない。
イエス様は、常に、父なる神に頼られていた。

イエス様は、魂を回復させる静かな祈りの必要性を知っておられた。
人目につかないところで、何をするかが大切だ。
ひとりで神様と向き合う時にこそ、人は、神様の御心を成す器として練りきよめられ、変えられていく。

「私は、神様のお役に立てるような状況にはありません」と言う人もいるだろう。
病気がちだったり、経済的に苦しかったり、職場の人間関係が悪かったり、家族の理解がなかったりという理由で、神様に仕える事がとても難しい場合がある。

だけど、そのような状況だからこそ、イエス様のように、天の父に頼り切る事を学ぼう。
神様に、おまかせしよう。
このお方が良いと思われる方法で、お役に立てる器になる事ができる。

神様のために役立つかどうかを測る物差しは、何をしたかじゃなく、主の前に誠実であり続ける事ができるかどうかなのだから。

God Bless You!!


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