2014年10月17日(金)の手紙

2014年10月17日(金)

『これに対して、ペテロをはじめ使徒たちは言った、「人間に従うよりは、神に従うべきである』使徒行伝5章29節


第二次世界大戦後、ナチは非人道的な行為をした罪で告発されていたけれど、彼らの弁明は非常に単純、「私は単に、命令に従っただけです」というものだった。

だけど判決は、個々のナチの兵士達には合法であっても、明らかに間違った行為ならば、それを拒む道徳的な義務があったはずだというものだった。

ペテロと弟子達は、キリストがよみがえられた事を宣べ伝えた罪で逮捕され、エルサレムで宗教指導者達の前に引き出された。
だけど、彼らは、大衆に迎合するよりも、キリストを宣べ伝える事を選ぶとはっきり宣言した。

キリストを伝えるなという宗教指導者達の命令は、合法だったのかも知れない。
だけど、彼らは間違っていた。

弟子達は、不信仰な宗教指導者に従うよりも、神様に従う事を選んだ。
世にはびこる宗教指導者達の意見に惑わされず、自分達の信仰を奮い立たせて信念を貫いたのだ。

私達も、信仰を試される局面に遭遇するかも知れない。
だけど、世との妥協を迫るプレッシャーに打ち勝つ力を神様がくださると信じて主に従い、神様に栄光をお返ししよう。

私達は、世に流される事なく、人気の方法でもなく、十字架の方法を日々選ばなくてはいけないのだ。

God Bless You!!


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