2013年2月12日(火)の手紙

2013年2月12日(火)


『キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい。そして、知恵をつくして互に教えまた訓戒し、詩とさんびと霊の歌とによって、感謝して心から神をほめたたえなさい』コロサイ人への手紙3章16節


教会の交わりが、どれほど大切かを教えてくれる話がある。

いつもきちんと出席していたある男性が、礼拝に姿を見せなくなったので、牧師は気になっていた。
それで、数週間後にその人の家を訪れた。

家に着いてみると、彼はひとりきりで暖炉の前に座っていた。
牧師は、椅子を引き寄せて、彼の横に座った。
だけど、挨拶の他は何も話さなかった。

ふたりは、しばらく無言で座っていたけれど、暖炉の炎を見つめていた牧師が、おもむろに火箸を取ると、炎の中から火のついた炭をひとつ注意深く取り出し、暖炉の前の石畳に置いたのだ。

そして、椅子に戻ると、尚も黙っていた。
男性は、その小さなゆらめく炎を静かに何かを思いめぐらしながら見つめていた。
やがて、その光は弱くなって消えてしまった。

牧師は、腕時計に目をやると、「もう、おいとましなくては」と言い、冷めた炭を燃えた暖炉の中に戻した。
すると、その炭は、たちまち周りの炎の熱を受けて、明るくなったのだ。

牧師が立ち上がると、男性も立ち上がって、笑顔で握手の手を差し伸べて、こう言った。
「先生、良いメッセージをいただき、ありがとうございました。日曜日に、教会でお会いしましょう」

この話は、私達に多くの事を教えてくれている。

クリスチャンにとって大切な事は、お互いがどれほど尊くて、必要な存在であるかを知る事だ。
主は、私達を交わりの中で養い育ててくださるのだから。

God Bless You!!

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