2013年11月14日(木)の手紙

2013年11月14日(木)


『また、一杯の食のために長子の権利を売ったエサウのように、不品行な俗悪な者にならないようにしなさい』ヘブル人への手紙12章16節


ある古書愛好家のお話。

彼の知り合いは、先祖代々住んでいる自宅の屋根裏にあった聖書を捨てたところだと話した。
「読めなかったもんでね。
グーテンなんとかという人が印刷したものだったんですが…」と彼は言った。

「まさかグーテンベルグでは!
その聖書は、世界で初めて印刷された本のひとつですよ。
同じものが、最近2億円以上で売れたばかりなのに!」

すると、友人はそっけなく答えた。
「うちのは、100円にもならないよ。
マルチン・ルターという男が、ドイツ語でそこら中に書き込みをしていましたから」

これは、作り話だけれど、人が高価なものをクズ同然に扱う様子を巧みに表しているんじゃないだろうか。
そして、これは、エサウにも言える事だろう。
彼は、極悪人ではなかったけれど、俗っぽい人だった。
ちょっとした食べ物と長子の特権を交換してしまったからだ。

神様の前で、永遠のものを一時的なものと取り換えてしまった事に気付いた時は、もう手遅れで、忌むべき取引を帳消しにする事はできなかった。

人生の「取引」には注意しなくてはいけない。
私達の文化は、無価値なものを高く値踏みし、永遠の価値があるものを見下げがちだから。

捨ててはいけないものと捨てるべきものとを見分けられるように、神様から豊かな知恵をいただこう。
そうすれば、取り返しのつかない後悔をする事はないだろう。

God Bless You!!

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