2012年10月3日(水)

2012年10月3日(水)


『夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいをとって腰に巻き、それから水をたらいに入れて、弟子たちの足を洗い、腰に巻いた手ぬぐいでふき始められた』ヨハネによる福音書13章4節~5節


イエス様にはわかっていた。
皆がご自身を裏切る事を。
だけど、イエス様は弟子達を責めたりはなさらなかった。
お説教する事もない。
そのかわりに、僕となって足を洗われたのだ。

弟子達と過ごす最後の時間、イエス様は裏切る弟子達の足を洗う事を選ばれた。

少しでいいから想像してみて欲しい。
あなたが次にあげるような状況に置かれたらどうするかを…。

家を出て行く子どもと過ごす最後の時間。
死にゆく配偶者との最後の数分間。
ひとり残った親への最後の訪問。

あなたはいったい何を言う?
何をする?
どんな言葉を選ぶ?

イエス様は、裏切り者の足を洗われた。
その中に、あなたもいた。
あなたも確かにイエス様を裏切ったのだ。

だけど、イエス様が最後に捧げられた祈りはあなたの事。
最後に味わわれた苦痛はあなたのため。
最後の熱い愛はあなたへのものだった。

God Bless You!!


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