2012年1月28日(土)

2012年1月28日(土)


『イエスはその女に言われた、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。すっかりなおって、達者でいなさい』マルコによる福音書5章34節


もしかしたらあなたにあるのは、何の根拠もない直観と、とてつもない希望だけかも知れない。
それだけじゃ、あなたが与える事ができるものは、何ひとつない。

でももし、あなたが傷付いていたなら、あなたが捧げられるのは、その傷だけだ。

そのせいで、あなたは神のもとに行かないと決めた。
諦めに近い感情を神のせいにもした。
それとも一、二歩踏み出した事があるのかも知れない。
だけど、その時、あなたの目に入ったのは、神をとりまく人々の姿だった。
彼らは清廉潔白で、身なりもきちんとしていて、いかにも信仰深そうだった。
彼らに視界をさえぎられて、あなたは神を見る事ができなかった。
それで、あなたは後戻りするしかなかった。

もし、あなたが、自分は神にはふさわしくないと思ったら、決して忘れず心にとめてほしい事がある。
イエス様に信仰を称賛された人の事だ。

それは、大金を寄付する金持ちでも、忠実な弟子でもなく、世間の賞賛を浴びる教師でもなかった。
辱めを受け、世間から見捨てられた一文無しの「12年間、長血をわずらっている女」だった。

彼女は、イエス様なら癒せるという直感と、イエス様なら癒してくださるという希望にすがったのだ。
彼女が持っていたもの。
それは漠然とした何の根拠もないものなんかじゃない。

それは、信仰の定義としては、なかなかのものだ。
「イエス様ならできるという確信と、イエス様ならしてくださるという希望」である。

God Bless You!!


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