2011年12月17日(土)

2011年12月17日(土)


『神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである』ヨハネによる福音書3章17節


私達は、養子を希望している夫婦がこう言うのを想像できるだろうか。

「私達はこの子を養子にしたいと思っています。
でもその前に知りたい事があるんです。

この子は、学費を払うだけのお金を持っていますか。
毎朝の食事を自分で作る事ができますか。
毎日着る服は十分にありますか。
私達の家の掃除はきちんとできますか。」

そんな事を言われて平気で養子にする人なんていない。
きっとこう言うに決まってる。

「ちょっと待ってください。
この子はまだ赤ん坊で、彼を養子にするのはあの子が何かを持っているからじゃありませんよ。
あの子が何かを必要としているからなんですよ。」

神もきっと同じ事を考えておられる。
神は私達が何かを持っているから、ご自分の子どもとして迎えてくださるのではない。
私達に素晴らしい才能や、豊かな財産や、態度がいいからではない。

私達が救われて、神の子どもとされるのは、私達が自分の力で勝ち取ったものではなく、ただ一方的に与えられるものなのだ。
それを「恵み」と言うのだ。

God Bless You!!


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