2011年11月6日(日)

2011年11月6日(日)


『愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである』ローマ人への手紙12章19節


時には、復讐をしたいと思う事は当然だと思う時がある。
でも、仮に復讐したとしても果たしてそれで満足を得る事ができるのだろうか。
ひとつ確かな事は、こんどはあなたが復讐される側に立つという事だ。

謝罪を受けて当然と思う事もあるだろう。
勿論、当然だ。
でも、相手はそうは思わないかもしれない。
その時、あなたはどうするだろう。

いじめにあった経験を持つ人には深い傷がある。
差別を受けた人には言いようもない怒りがある。

親友から裏切られた経験を持つ人は、二度と人を信用しないという確固たる決心がある。
虐待された人は、その行為を憎みながらも同じ事をしている自分に気付く時がある。
家庭をまったく顧みなかった親を、恨み続ける事で生きる力を得ている人がいる。
貧乏にあえぎながら、裕福な家庭の崩壊を願う人がいる。

皆に敵がいる。
いじめをした相手か、差別した人か、裏切った友か、親か、自分自身か、時には神が敵となる。

でも私達の選択は多くはない。
いや、私達を自由にする選択はひとつしかない。
それは神が復讐されるのを待つ事じゃない。
ただひとつの道、それは「赦し」だ。

God Bless You!!

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