2月4日(水)の手紙


『イエスは涙を流された』ヨハネによる福音書11章35節


大きな悲しみに見舞われ、苦しんだ事のある人なら、この言葉に共感できるだろう。

クリスチャンにとって、涙は禁物だろうか。
聖書は、泣いてもよいと語っているだろうか。

イエス様は、ある事件を通して、その問いに答えておられる。

ラザロはイエス様の親しい友人だったけれど、死んでしまった。
彼の家に行ってみると、友人達が彼の姉妹のマリヤとマルタを取り囲み、慰めていた。
イエス様は、彼らの嘆きをご覧になって、ご自身も深い悲しみに襲われた。
聖書は、「イエスは涙を流された」と語っている。

この世の人生に、涙や悲しみ、嘆きはつきものだ。
イエス様でさえ、例外ではなかった。

イエス様の涙は、涙が勝手に出てしまっても大丈夫だと教えてくれている。
また、天国には悲しみの涙がない事も、思い出させてくれる。

罪がこの世にもたらしたものを、神様が取り去られる時が来る。
その時、涙は不要になる。
永遠を待ち望む、もうひとつの理由がここにある。

God Bless You!!


a:302 t:1 y:0