2月29日(月)の手紙


2016年2月29日(月)

『これらの事が彼らに起ったのは、他に対する警告としてであって、それが書かれたのは、世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである』コリント人への第一の手紙10章11節


聖書物語を読むと、ダビデやゴリアテの話やノアの箱舟、ヨナと大きな魚など、子ども達の想像力を掻き立てるわくわくする物語が書かれている。

だけど、大人の私達にとっては、そこに危険が潜んでいる。
聖書物語と向き合う姿勢を間違えて、これを童話のように捉えてしまうなら、私達は焦点をはずしてしまった事になる。

聖書物語を、卒業する人はいない。
聖書は、そのようなものではないからだ。
大男や洪水、はたまた大魚に遭遇した人達の驚くべき物語の中には、私達が学ぶべき深い教訓が込められている。

パウロは、モーセとイスラエルの民が砂漠を彷徨った昔の出来事を指して、これが書かれた目的は、「警告としてであって、…世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである」と語っている。

聖書に記された物語は、私達の姿を映している。
日常生活の中で、神の御心を求め、神の御旨を行おうとするなら、私達も彼らと同じような状況に置かれる。

聖書は、私達に背信の罪について教えている。
また、神を果敢に信頼し続け、何が起ころうとも誠実を尽くして従う事が重要だと語っている。

昔話を軽視してはいけない。
神は昔話を通して、私達に大切な事を教えようとされているのかも知れないからだ。

God Bless You!!

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