12月26日(金)の手紙


『キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって』エペソ人への手紙2章14節


イエス様の時代、神の選民と異邦人の間には、強固な壁があった。
民族による、差別や偏見という壁だ。

神様のご計画は、アブラハムを通して地上のすべての民族を祝福するというものだった。
だけど、イスラエルは、そのような神様を証しようとはせず、むしろ異邦人に対する差別意識を育ててきた。

人種差別や民族に対する偏見は、今日の世界にも残っている。
悲しい事だけれど、それは教会にさえ存在する。
そのような心があると、イエス・キリストがすべての人を愛されたというメッセージは、いかにもうさん臭いもののように見えてしまう。

だけど、イエス様は、すべての民族、すべての国民の罪を贖うために、自らのいのちを捧げてくださった。
私達は、人種や民族の違う人々を受け入れるだけではなく、キリストにある兄弟姉妹として愛するべきなのだ。

キリストの愛があるなら、どんな多様性の中にも一致を見出す事ができるのだから。

God Bless You!!


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