12月26日(土)の手紙


2015年12月26日(土)

『わしがその巣のひなを呼び起し、その子の上に舞いかけり、その羽をひろげて彼らをのせ、そのつばさの上にこれを負うように、主はただひとりで彼を導かれて、ほかの神々はあずからなかった』申命記32章11節~12節


白頭鷲一家の生活が、インターネットで、リアルタイムで配信された。

親鳥達は、卵がかえると、えさ捕りと巣の番を交代でして、ひなの世話をしていた。
だけど、ひなが、まだくちばしのついた毛糸玉のように見える時、両方の親鳥が巣から姿を消した。

親鳥達に、何か起こったのだろうか。
しかし、そんな心配は無用だ。
広角レンズで撮影された映像が配信されると、そこには、近くの枝に止まっている母鷲が映っていた。

視界が広がった映像を見て思ったのは、神が私達を見捨てて行かれたのでは…と不安になった時の事だ。
白頭鷲一家の光景は、私達の視界が限られている事を思い出させてくれる。
全体のほんの一部しか、私達には見えないのだ。

モーセは、鷲がひなを運ぶように、神はご自分の民を運んでくださると語っている。
私達の目に見える状況がどうであれ、神は私達ひとりひとりから遠く離れておられる事はない。
ひとりぼっちだと感じる時でも、神は確かにそばにおられる。

God Bless You!!

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