12月23日(水)の手紙


2015年12月23日(水)

『そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」』ルカによる福音書2章34節


クリスマスを、人生の厳しさや悲しさから逃避する非現実的な美しい世界にしてはいけない。
キリストが来られたのは、現実の世界だった。
自分の居場所のない世界。
無実の人を殺すヘロデが王の国。
そこに来られたのだ。

主は、私達のもとに来られた。
現実の厳しさにさらされないようにと、私達を守るのではなく、それに耐える力と勇気を与えるために来られた。
奇跡を起こして、人生の闇から脱出させるためではなく、主の平安を心に与えようと来られた。

私達が試練の中でも、冷静にどっしり構えて、引き裂かれた世界に癒しをもたらせるようにと来られた。
その癒しとは、主の平安だ。

クリスマスとは、現実逃避ではない。
そうではなくて、平和の君と一緒に現実の中を突き進んで行く事だ。

Merry Christmas!!

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