12月2日(水)の手紙


2015年12月2日(水)

『ただ衣食があれば、それで足れりとすべきである』テモテへの第一の手紙6章8節


マルコによる福音書12章で、イエス様は巧妙に仕掛けられた罠を避けて、質問者達に「カイザルのものはカイザルに返しなさい。
そして、神のものは神に返しなさい」と言われた。

ある時は、宮の献金箱にお金を入れている人々をご覧になっていて、愚かだと思われるような途方もない献金をした女性を褒めて言われた。
「この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れていたどの人よりたくさん投げ入れました。
みなは、あり余る中から投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、あるだけ全部、生活費の全部を投げ入れたからだ」と言われた。

イエス様は、物質的な必要に心を奪われるよりも、心から神を愛する事が大切だと言われた。
イエス様がお金や物に対して平静だったのは、天の父が日々の必要を与えてくださると信じていたからだ。
事実、私達の神は、私達の必要の一切を知っておられる。

「足るを知る」とは、何という素晴らしい考えだろう。
本当の満足とは、欲しい物を持つ事ではない。
持っている物で十分だと知る事なのだから。

God Bless You!!

a:320 t:1 y:0