12月16日(火)の手紙


『主は恵み深く、なやみの日の要害である。彼はご自分を避け所とする者を知っておられる』ナホム書1章7節


ニネベは、神に裁かれようとしていた。

渋々ながらも神様に従った預言者ヨナの働きによって一度は悔い改めたにも関わらず、再び、悪の道に戻ってしまった。
ニネベの人々は他国を攻め、偶像を礼拝し、残忍な行為を行っていた。

神様はこの邪悪をご覧になり、ナホムを通して、ニネベはいずれ滅ぶと語られた。
その宣告には、「怒り」、「憤り」、「復讐」などといった言葉が含まれていた。
神様の裁きは、目前だった。

なぜ、神の預言者は、ユダの人々にこの事を伝えたのだろう。
ナホムの恐ろしい言葉は、約束の地に暮らしていた人々にとって、どのような意味があるのだろう。

その答えは、今日の御言葉にある。
「ご自分を避け所とする者」に対する神様の約束と、神様に逆らう者への預言は、極めて対照的だという事。

すべての人々は、神様と向き合わなくてはいけない時が来る。
救い主としてか、裁き主としての神様と。

God Bless You!!


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