12月10日(水)の手紙


『人が、なすべき善を知りながら行わなければ、それは彼にとって罪である』ヤコブの手紙4章17節


大リーグ、シカゴ・ホワイトソックスの8人の選手に、八百長疑惑が浮かんだ。
賄賂をもらって、ワールドシリーズにわざと負けたというのだ。
裁判長は有罪判決を下さなかったけれど、8人とも球界を永久追放されてしまった。

その中のひとりの選手は、八百長について知ってはいたが、自分は全力でプレーをしたと主張した。
ワールドシリーズ中の成績から、彼の主張は真実だと思われたけれど、コミッショナーは、八百長について知っていたのに黙っていた選手は、永久追放すると決定したのだ。

彼は、悪い事をしたからではなく、正しい行為を怠ったために罰を受けた。

ヤコブは、初代教会の人々にも語っている。
悪に満ちた世の中で、クリスチャンは光を輝かせるチャンスが与えられている。
それは、見て見ぬふりをするという誘惑に抵抗する事でもあるのだ。

God Bless You!!


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