12月10日(木)の手紙


2015年12月10日(木)

『わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された』詩篇34篇4節


ある本の抜粋…。

ジェーン・ウェルシュはスコットランドの評論家トマス・カーライルの秘書でしたが、彼と結婚して夫に尽くす生涯を送りました。

トマスはジェーンを深く愛していましたが、文筆活動や講演に忙殺されていて、妻のために時間を割く事ができませんでした。
そんな中、彼女は病気になり、あっけなく亡くなってしまいました。

トマスは、葬式の後、ジェーンの部屋にひとりで入り、彼女の日記を読んだと言います。
「昨日は彼が1時間も一緒にいてくれて、まるで天国のようだった。
私は彼をとても愛している」。
また別の日には、「今日は一日中、廊下に出てくる彼の足音を待っていた。
でも、もう遅いから、今日は書斎から出てこないのだろう」と書いていました。

トマスは、妻に何と寂しい思いをさせていたのか、また彼女がどれほど夫婦の会話を切望していたのかを悟り、涙に咽びました。

これを読んで、私は思った。
神は、私達をとても愛して親しく話し合いたいと待っておられるのに、私達は何日も神を忘れていたのではないか …と。
神は、私達の礼拝や賛美、祈りを喜んでくださる。
聖書は、いつも祈るように教えている。

キリストは、私達の心の扉を叩き、辛抱強く待っておられる。
私達の叫びや嘆き、祈りを聞こうと耳を澄ましておられる。
むなしく主を待たせてはいけない。
神と語り合おう。
神は、あなたの話を聞きたがっておられるのだから。

God Bless You!!

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