11月5日(水)

2014年11月5日(水)


『わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか。なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか』詩篇22篇1節


過ぎ越しの週の木曜日、夕闇が迫る頃、イエス様は弟子達とゲッセマネの園におられた。
イエス様は、苦悩で心を乱しながらも、神様に忠実であり続けられるように祈りなさいと、弟子達を諭された。

それから、少し離れた所へ行き、こう祈られた。
「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。
しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください」と。

イエス様が取りのけて欲しいと願われた「杯」は、「死」ではない。
イエス様がこの世に来られた目的は、私達の身代わりになるためだから。

だけど、主は十字架上で叫ばれた。
「わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか」と。

この事から、その「杯」とは、父なる神から完全に切り離されるという恐ろしい体験だったと思われる。

イエス様が、神様から見捨てられる事を予期して祈られると、御使いが来て、イエス様を力づけられた。
それでも尚、御父が背をお向けになる時が迫っているという現実に、聖書は「汗が血のしずくのように地に落ちた」と語るほど、イエス様は必死で祈られた。

イエス様は、その身に私達の罪を背負ってくださった上、この十字架での恐ろしい孤独もを耐えてくださったのだ。
あなたのために、そうしてくださったのだ。

God Bless You!!

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