11月28日(土)の手紙

『もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう』マタイによる福音書6章14節


創世記には、ヨセフの生涯が記録されている。
ヨセフが赦そうとした兄達は、彼をいじめ、殺す計画を作り上げ、彼を奴隷として売り飛ばした張本人だった。

不運に打ち勝った今、兄達を赦したい思いでいっぱいだったけれど、自分をまだそこまで持っていく事ができなかった。

創世記42章から45章は、ヨセフの言い方によれば、「あなた達の卑劣な行為を私が赦すなんて、まったく驚くべき事だと思うよ！」となるのだろう。

恵みが最終的にヨセフに届いた時、宮殿中に彼の悲しみと愛の調べが響き渡った。
あの悲しげな叫び声は何だったのだろう。
それは、赦す人から聞こえてくる調べだった。

私達が人を赦すのをやめる時とは、イエス・キリストが私達を赦すのをやめられる時だという事を、忘れないで欲しい。

God Bless You!!