2014年11月26日(水)
『しかし神に近くあることはわたしに良いことである。わたしは主なる神をわが避け所として、あなたのもろもろのみわざを宣べ伝えるであろう』詩篇73篇28節
詩篇の作者の望みは、単純だった。
「地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません」というものだ。
すべての霊的な成長は、この結論、つまり、必要なものは唯一神様のみという確信に、一歩一歩近づいていく事だ。
霊的な成長とは、神様をより良く知り、より深く愛し、イスラエルの詩人と共に「神はとこしえに私の心の岩、私の土地です」と言えるようになっていく事だ。
そう考えると、すべてが変わって見えてくる。
苦難や逆境は、神様に飢え渇くようになるためのきっかけに見える。
失望は、心の焦点をこの世の事から、神様の御心に向けるための機会に見える。
悔い改めた過去の罪でさえ、神様の愛と赦しの体験に押し出されていくための道具だったと思える。
神様に近づけられていく事は、最高の幸せだ。
すべての事は、その手段として役立つものだ。
私達も、パウロのように「ただ捕えようとして、追求しているのです。
そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕えてくださったのです」と言えるようになりたい。
神様が、私達を捕えてくださった。
だから、私達は神様だけを追い求める。
神様は、私達を愛しておられるので、成長させずに放っておく事は決してなさらないから。
God Bless You!!
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