11月18日(水)の手紙


2015年11月18日(水)

『彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である』エペソ人への手紙5章12節


ある日、言論の自由についての記事を読んだ。

そこには、ポルノ映画や風俗産業は、自分の中に潜んでいる「悪」を垣間見せてくれるので必要だと書かれていた。

また、自分は良い人だと無邪気に信じる事は、悪を知ったり悪を見たりする以上にひどい事だとも書かれていた。

悪の合理性を説くこの主張は、物騒だと思う。
確かに神は、悪との接触を完全に避けなさいとは言われなかった。

人となられた神、イエス様は、罪人達を愛された。
だけど、使徒パウロは、エペソ人への手紙の中でこう言っている。
「実を結ばない暗闇のわざに仲間入りしないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。
なぜなら、彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である」と。

「善意と正義と真実」に基づいた生活、そして、「実を結ばない暗闇のわざ」の仲間入りをしない事で、悪は悪である事をはっきりさせるのが、私達クリスチャンの責任だろう。

クリスチャンは光の子であり、その行いは暗闇の中にいる人達の行いをあらわにして、両者の違いをはっきりさせる。

自分の罪の性質を理解するために、悪を見る必要はない。
光の子が暗闇で、居心地が良いはずはない。
反対に、光の中に住んで闇に光を浴びせていこう。
闇は光には勝てないのだから。

God Bless You!!

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