11月11日(火)


366日の手紙


2014年11月11日(火)


『信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った』ヘブル人への手紙11章8節


人生の大きな悲しみのひとつは、家族や友人と別れたり、大切な物を手放したりする事だろう。
楽しい思い出の詰まった家を引っ越したり、愛する人達に別れを告げたりするのは、どんな時でも辛いものだ。

だから、生まれ育った国、親戚や友人を離れて、神様の召しに従って行くのは、アブラハムにとってもさぞかし大変な事だっただろう。
だけど、神様の命令に従わなければ、アブラハムとその子孫が祝福される事もなかった。

神様はアブラハムを、皆の中から特別に召し出された。
それは、神様が人類の贖いというご計画の道筋を、アブラハムを通してつけようとされていたからだ。

人類は神様に反抗して、偶像礼拝者になっていた。
そこでアブラハムは、皆と離れて、真実な神様だけを礼拝する必要があったのだ。

今でも、クリスチャンの任務は変わってはいない。
私達は、信仰の成長を妨げたり、良い証にならないと思われたりするものなら、それが何であっても断つように努めるべきだ。
すべての罪やエゴ、そして自分の心を神様から遠ざけるような世俗的な楽しみは、捨てなくてはいけない。

確かに、簡単な事じゃない。
だけど、キリストに付き従う事だけが、世俗から離れる秘訣なのかも知れない。

God Bless You!!


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