1月18日(日)の手紙


『見よ、わたしは、きょう、命とさいわい、および死と災をあなたの前に置いた』申命記30章15節


ジョン・ウィルクス・ブースという名前を、聞いた事があるだろうか。
1865年、アブラハム・リンカーン大統領を暗殺した、悪名高き男だ。

では、彼の兄、エドウィン・ブースはどうだろう。
彼は有名な俳優で、ジャージーシティ駅で汽車を待っていた時、プラットホームから落ちる人に気付き、とっさに襟をつかんで引き上げた。

もう少しで死ぬところを助けられたのは、リンカーンの息子で、南北戦争の兵士、ロバートだったそうだ。

リンカーン大統領の息子を救った人が、まもなく彼を暗殺する男の兄だったとは、何という運命の皮肉だろう。
ひとりは生命を救い、もうひとりは生命を奪った。
ひとりは「生」を選び、もうひとりは「死」を選んだ。

神様はイスラエル人に、「私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたがたの前に置く。
あなたがたはいのちを選びなさい」と語られ、どちらか一方を選択するように告げられた。

彼らは、主を愛して主の命令を遵守するか、他の神々を拝んで仕えるか、どちらも自由に選ぶ事ができた。

私達にも、この選択が与えられている。
私達は、イエス様を自らの救い主として受け入れ、このお方と共に永遠に生きる命を選ぶ事も、イエス様を拒絶して、このお方の存在しない永遠の暗闇を選ぶ事もできる。

だけど、どちらが賢明かは明らかだ。
私達は、命を選ぼう。
私達の今日の選択が、明日を決めてしまう事もあるのだから。

God Bless You!!


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