9月28日(木)の手紙


2017年9月28日(木)

『わたしは今、イスラエルのほか、全地のどこにも神のおられないことを知りました。』列王記下5章15節


ジョンは、無学で身分の低い人だった。
だけど神は、彼を用いてモザンビークの和平交渉を始められた。
彼の名は、正式な文書には登場しない。
ただ、自分の知人のふたりを引き合わせただけだから。
それは、ケニヤ大使ベスウェル・キプラガットと某モザンビーク人だった。
だけどこの出会いが、10年間続いた内戦の終結につながった。

キプラガットはこの体験から、すべての人を尊敬する大切さを学んだ。
無学だから、白人だから、黒人だから、女性だから、老齢だから、若いからなどと言って、侮ってはいけない。
すべての出会いは神聖で、尊ぶべきものだ。
そこには、思いがけないものが準備されているかもしれない。

これは真理だと、聖書も語っている。
旧約聖書の登場人物、ナアマンはアラムの王の将軍だったけれど、人々に恐れられていた重い皮膚病にかかった。
その時ナアマンのもとには、イスラエルから捕虜として連れてきて、妻の召し使いにした若い娘がいた。
彼女はナアマンの妻に、預言者エリシャならご主人を治すことができると知らせた。

ナアマンは、身分の低い召し使いの助言を聞くことを拒まなかった。
そのために、病気が治っただけでなく、唯一無二の真実の神を知ることができたのだ。

あの人の言うことを聞く者は多くないだろうという人を通して、神が語られることがある。
神の御声を聞くために、人の話には、よく耳を傾けなければならない。
神は普通の人を用いて、ご自身の並外れた計画を実行される時があるのだから。

God Bless You!!

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