9月22日(火)の手紙


2015年9月22日(火)

『こうしてメピボセテは王の子のひとりのようにダビデの食卓で食事をした』サムエル記下9章11節


この男性には、長い間子どもがいなかったけれど、ある時、妻が待望の第一子を身ごもった事がわかった。

彼は、「神が祈りに応えてくださった!」と喜んで話したけれど、同僚達は、「神に祈るなんて」と嘲笑した。

生まれてきた子どもは、ダウン症と診断された。
子どもの誕生後に初めて出勤する日、この男性は同僚に何と言えば良いか分からず、「神よ、知恵を与えてください」と祈った。

すると恐れていた通り、「神はそんな子をくれたのかい?」と嘲る同僚がいた。
彼は、長い間じっと静かに神に助けを求めていた。
そして口を開き、こう言った。

「神が、この子を君にではなく、私にくださって良かったよ」。

この男性が、障害をもった息子を神からの贈り物だと思ったように、ダビデも足の不自由なヨナタンの息子メピボセテに慈しみ深く接した。
足が不自由でサウルの家の出身だという事で、彼を軽蔑する人がいたけれど、ダビデはメピボセテが価値ある存在である事を態度で示したのだ。

神は、私達のためにご自分のひとり子を送ってくださった。
私達は、ひとりひとりのいのちの大切さを忘れてはいけない。
神の目には、すべての人は尊いのだという事を、決して忘れてはいけない。

God Bless You!!


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