9月21日(日)

9月21日(日)

『しかし、堅い食物は、おとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です』ヘブル人への手紙5章14節[新改訳聖書]


レオナルド・ダ・ビンチは、彼の芸術、科学、工業技術への貢献によって、歴史上の偉大な天才のひとりだと言われている。

飛行機を設計するにしても、モナ・リザを描くにしても、彼の鋭い観察眼と生き生きとした独創性が発揮されている。

鋭敏な心を保つ事について、次のように言ったそうだ。
「使わない鉄は錆び、流れない水は清さを失う。
なおさら、何もしなければ心の活力は次第に衰えてしまう」と。

クリスチャンの生活にも、停滞はある。
これが、ヘブル人への手紙を受け取った人達の状況だった。

霊感を受けたこの手紙の著者は、この人達の様子に気付き、その対処法をも知っていたので、この御言葉を書き送ったのだ。

「経験」というギリシャ語は、語源が「屋内競技場」に由来し、私達の感覚で言えば、自制して肉体改造ジムに通い続ける体験と似ている。
クリスチャン生活は、正しい道を学ぶ事で、それが可能になる。

だから、もう一度、新鮮な目で聖書を読み、その御言葉が私達に何を示しているのか、新しい洞察が与えられるように祈ろう。
健全な霊性を持ち続けられるように、心の改造に励もう。

霊的な成長のためには、神様の御言葉という堅い食物が必要なのだから。

God Bless You!!

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