9月13日(日)の手紙


2015年9月13日(日)

『その時、ダビデはひじょうに悩んだ。それは民がみなおのおのそのむすこ娘のために心を痛めたため、ダビデを石で撃とうと言ったからである。しかしダビデはその神、主によって自分を力づけた』サムエル記上30章6節


ダビデと部下達がチクラグに到着した時、事態は絶望的だった。
町はアマレク人に襲撃され、彼らの妻子は捕虜として連れ去られていた。

彼らは落胆して声をあげて泣き、ついには泣く力もなくなった。
そして、民はみなリーダーであるダビデを石で撃ち殺そうと言い出したのだ。

ダビデは、非常に悩んだことだろう。

ダビデの軍隊は、最終的にはアマレク人を破って自分達の家族を救い出したけれど、この出来事の大きな転換点は、それ以前、つまり、ダビデが「主によって自分を力づけた」事にある。

ダビデが実際に何をして奮い立ったのかという記述はない。
だけど、私は思う。
落胆した時、主によって自分の力を奮い立たせるためには、どうすればよいのだろうかと。

ひとつは、主がしてくださった事を思い出す事だ。
主が心配してくださった事。
必要を満たしてくださった事。
祈りに応えてくださった事を思い出すのだ。

ふたつ目は、「強くあれ、雄雄しくあれ。
あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたと共にいるからである」という主の約束を思い出す事だ。

ダビデのように、主によって奮い立つ事を学び、あとは主に任せよう。
私達の最大の力は、ぶれる事なく神を信頼する能力によって発揮されるのだから。

God Bless You!!


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